"IT's SHOWCASE!!"2003
東京・新木場/STUDIO COAST(2003.6.26)

part2・入場後
そのうちかなりの人口密度になり、肌も密着気味になってきた。
そして、ステージではスタッフが楽器などの準備を整え、
BGMの響く中、サウンドチェックの人が楽器を試し弾きした
そのとたん・・・・・

後からものすごい力が押し寄せてきた!
後の人たちが、楽器の音で本人たちが登場したと思ったのか
ものすごい勢いで前に押し寄せてきたのだ。
そりゃあもう一部が騒ぎ出すと集団心理で
満員電車が急カーブ繰り返すみたいに前方に押しやられては後に引かれ
自分では足の置き場も無いぐらいなのに、嵐の中の木の葉みたいに
無理やり引きずり回される事態に陥った。
すでに連れのkeikoちゃんとは離れ離れ
私は流され波をかいくぐって右寄り10列目ぐらいに行ってしまってました。
まだ開演前なのに、メンバーも見えないうちから悲鳴が起こり
倒れる人が出た。
こりゃえらいことにならなきゃいいが
将棋倒しになったら惨事だぞ・・・・!
一階前方は揺られ揉まれるままに手も上げられない状態で
とうとう開演!
こんな状態だったので避難も出来ず、かなり近かったにもかかわらず
最初の2曲はほとんど聴く状態ではありませんでした。

それを見るにみかねた松ちゃんの顔がだんだん険しくなり
ギター弾きながら客席見ながら叫び出し
とうとう前列を指差して怒り出した様子。
後で聞くところによると、前で倒れた女性がいて
それを会場スタッフに伝えたんだけどなかなか対応してくれず
松ちゃんが声を荒げてスタッフに喝入れたみたいですね。
ほんとに真剣に怒ってたみたい。
稲葉さんも「前のほう大変なことになってるから・・・下がりなさい!」
って、怒ってはいないがキッパリと注意してくれて
それでちょっとはみんな落ち着いたのかな。
徐々に嵐は収束しました。
その場にいた人はわかっただろうけど、本当に危険を感じましたから
ステージから見ててもコリャイカンって解ったんでしょう・・・。
で、女性が救助されたあと稲葉さんがまっちゃんの肩をポンポンって
叩いてなだめてたのがとても自然で、いい感じでした♪

さてお二人のいでたちは
髪型
稲葉さん/耳が出るぐらいサイドは短く、前は少し長めで横に流してある。黒髪に近い。     
松ちゃん/伸びてた。後ろ髪も前髪も。パーマちょっと伸びかけたみたいな(^-^; 茶髪。

衣装
稲葉さん/黄色ノースリーブTシャツ。胸に「SKY ROCKS」の文字。
      柄は・・・扇形のカラフルな・・・(言葉で説明できない;;)
松ちゃん/黒地Vネックでノースリーブ。柄は、白くて小さい有翼ドクロがいっぱい(多分)
アンコールは揃って限定Tシャツ袖なしversionでした。
黒地に前は「It's SHOWCASE!!」バックは歌舞伎の隈取り柄に「東京」の文字。

サポートは増田さん(キーボード)、シェーン(ドラム)、徳永さん(ベース)だったんですが
徳ちゃんが痩せたのか髪型が変わったためか印象がとてもスッキリして
若返ってたのでびっくり!カッコよくなってたぞぉ〜〜〜♪
一見して庄太郎かと思っちゃった。

曲目はなにせSHOWCASE=公開リハーサルということで
客の反応みる目的も兼ねてるらしいからこの先変わるんでしょうが
意外だったのが一曲目。
だいたいみんな「It's showtime!!」で始まると思ってませんでした?
実は私も単純にそう思ってたんだけど
一曲目はご覧のとおり「LADY NAVIGATION」だった。

そしてFinal Pleasureの前哨戦なら「Pleasure’03」でも用意してるのかと思いきや
Pleasureは無し。実は用意してるのにこの日出さなかっただけかもしれないけどね( ̄m ̄〃)

曲として意外だったのが
WonderfulOpporturnity」と「LOVE IS DEAD」「GIMME YOUR LOVE
どれもすごく意外で、ひっさしぶりで、そしてノリました♪
多分オフィシャルでやった曲目アンケートで上位だったんだろうな。

エピソードとしては・・・
最初に書いたように、一曲目が始まっても一階前方は将棋倒し寸前で
見かねた稲葉さんが恒例の「ようこそ!」の前に
「ちょっと下がりなさい!」と促したんです。前のほうすごいことになってるからって。
その時の言い方がとても優しくてキッパリしてて
稲葉先生って感じ♪
会場は「は〜〜い!」といい返事や
「下がりたいけど下がれない〜!」とか、拍手が起きたりしてました。
「みんな社会人の自覚を持ってだねえ・・・」
「みんな!これくらい(手で幅を示して)後に下がって!ゆっくりゆっくり!」
「ヤバイ人はいない?」(会場から「ヤバイ〜!」「助けて〜!」)
「オレに助けてって言われても〜(笑)」
「え?携帯落としたって?・・・そりゃ最初に拾った人のものになると(笑)」
とかいった後でようやく
「あ、そろそろアレ言わないと・・・
B'zの・・・B'zの・・・・B'zのSHOWCASEにようこそ〜〜〜〜!!」
というように非常にしょっぱなから稲葉さん饒舌でした。めずらしく。
松ちゃんが怒ってたせいかな〜〜(^-^;

その稲葉さんの努力の甲斐あってか(笑)
まっちゃんのご機嫌も戻り、場内も殺到が落ち着き
私もそこそこ楽な位置をキープしつつバンバン曲は進んでいきました。
ただし、ご機嫌は直って笑顔バリバリになった松ちゃん
ギターちょこちょこ間違ってた・・・・カモ(^-^;

そして曲単位では
EASY COME,EASY GO」での稲葉さんの「nanana〜」と客に歌わせる部分。
「さ、歌うか!」と一回歌わせてから
「あの〜、全部"ナナナ〜ナナナナ〜ナと
全部ナナナで歌ってる人いると思うんですが(笑)
 ナナナ〜の次はトゥルトゥトゥ〜なんで。
 そのトゥルトゥが一番重要だから♪」と指摘しておいて
今日はハモるか〜
と言いつつ、基本part、高音part、低音partを順に歌ってみせる。
低音の時には眉間に皺よせ暗い表情装って
「これホント悲しい曲みたい(笑)」
「それでもあえてこのpartをすすんでやりたい人〜
低音に異常なまでの自信を持ってる人」
で、いざ本番って言うとき稲葉さんが出だしとちって
「・・・ワタクシ今やってしまいました(笑)」
などとかなり楽しげなおしゃべりしてて
その時の松ちゃんもニヤニヤ(笑)笑顔見せどおしでした。

あと、「GIMME YOUR LOVE」の曲間、ラストが(後で判明したが)
ジミヘンの曲を織り交ぜてたらしいね。ふふ♪

ZERO」では松ちゃん回転数間違えて稲葉さんとずれてた。
一年ぶりで忘れてたのか?公開リハだから
「オレ?やっちゃった?」てな苦笑でチャラなのか?(笑)

ときたま徳ちゃんと絡んだり並んだり耳打ちしたり
なかなか後半はリラックスムードでした。

なお、ラスト近くの「juice」「ultra soul」「It's showtime!!」3曲で
ただでも酸欠だった私は頭が臨界点を見た気がしました・・・・(汗)(汗)
ああ、生きて生還できてよかった・・・
もうこんな無茶はするまい。ホント無理するとプレジャーでなくなっちゃいますからねえ。

ふう。

でも今回、「大変な押し合いになっていた一階前方」を制するために
怒るでもなくうま〜く導いた稲さんには去年の日比谷に続きちょっとばかし感動でした。
そしてファンの危機を知らせるためにスタッフに声を荒げて
マジで怒ってた松ちゃん
彼の気持ちも伝わってきました。
彼はやはりボスだし、責任あるし、人の安全が優先だと(当然なんだけど)
思ってるから怒ったんだろうね。
やっぱりみんな、大人ならちょっと回りも見回して
人に迷惑かけてないか気にする余裕は欲しいね。
いくら私がノーテンキでもそれをぶっちぎるほどには壊れないぞ〜??

ということで、長々お付き合いありがとうございました。
さあ、これから夏がはじまるぞ。
It's showtimeだ〜〜〜♪